BLOG teru 釣行記

【戸面原ダム】房総で暴走!?

8ヶ月ぶりに訪れた関東最後の桃源郷、戸面原ダム。

今週こそは相模湖で60ハンティング!!と思っていた矢先。

コチ氏より「戸面に行くメンバーが1人いけなくなったから来るか」と打診があり、
「まぁーた、代打かよ・・・」とかボヤキつつも、行先を急ハンドルしました。

/Data/
場所:戸面原ダム
日付:4/12
天候:曇雨
風速:微風
潮汐:大潮
水温:不明

/

房総モンスターハンティング

ここだけの話・・・

正直、房総リザーバーの中では亀山ダムか豊英ダムに心持ちが傾いていたため、
あまり乗り気ではなかったのですが・・・

2019年4月20日には、
61.5cm、3900g の 戸面原ダムレコード も出ており。

気象条件・潮周り的には水位変動が強い戸面原ダムが優勢と読んで、
戸面原モンスターハンティングに決めました。

普段、タックル多めなワタクシですがこの日は極小タックル。

流石に千代田湖ではないので、ケース1つとはいきませんが、
最近マイブームのオールドタックルボックスに厳選しました。

1部は非公開ですが、ライバー時代では考えもしないタックルセレクト。

朝、ご挨拶に伺ったボートセンター社長の話では
「よぉ~やく最近釣れ始めた」との事でしたが、
シーズナルが遅れているのか?不安いっぱいでスタート。

/

運命の1匹

例の如く、ライブスコープを外したワタクシ。

当然、1から予測を立てて魚を探さなければなりませんので。

まずは、スポーニングの進行具合と水位変動の影響を確認しようと
「キャンプ場下」エリアを選択。

理由は、戸面原ダムに流れ込む3本の川筋で唯一ボディウォーター(本湖)に直結し、
最も流入量が少ない(ほぼドレイン付きのワンド)ため雨の影響を受けやすい。

かつダムサイトが近いため水の動きが出やすく水位変動の影響は受け難いから。

ところが、この日は日曜日。

ヘラブナ釣りの例会が行われており、私的クリスマスツリー(バスの生る木)
全てヘラ師の先行者が鎮座していたためワンド奥のチェックは諦め入口のみ確認。

想定より水質が良かったこともあり、ダムサイトへ移動。

「まずは1匹釣ろう!」と、ダムサイトのブイ周りを打ちます。

距離を取って浮草にパワーフィネスを提灯させて、無音アプローチをすると。

まさかの、55クラスのモンスターがヒット!!

が・・・正直、これは想定外の超ラッキーフィッシュ。


自作虫のジグヘッドでの釣果でした。

そして、この子は確実に1度産んでいる個体だった故に
この日の狙いはポストスポーンのメスに決定。

私的には、(特に)戸面原ダムや津久井湖等の水位変動の大きいダムでは、
大型の個体ほどボディウォーターに定位することが多いと考えますので、
川筋はサクッと流して本湖で勝負することに専念しました。

/

違和感

とは言え狭い戸面原ダム。

念のため川も見に行きましたが、1等地の岬周りや要所は全て!
ヘラ師が鎮座しているため夕方まで断念。

途中、雨も降り始め。

コノ男に「どう?」って聞いた所。

「アフターだね。」・・・と。

その割には、シャローでジグをぶん投げている姿を頻繁に目撃しましたが、
いったいどの魚を狙っていたのか迷走していたのか・・・

ツッコミはさて置き、私もスポーンングエリアを見て回りますが、
想定よりもネストは少な目かつ、ペアリング個体も見られませんでした。

既に抜かれた後なのか、叩かれたのかは定かではありませんが、
ボディウォーターからのコンタクトポイントを責めると。


とりあえず釣れはしますが、戸面原アベレージばかり。

サイズアップを狙いルアーのサイズを上げてもこの程度。

≪ IMAKATSU / JAVALLON140 ≫  にて。

ルアーのサイズを上げるこてで明らかにバイトが増えるのですが、
如何せん乗らない掛からないバイトが多くなる・・・

釣れてくるバスも、どことなく瘦せていて・・・

瘦せていて・・・・!!?

あれ?これブラインドベッドじゃね?
と、ようやく気が付いたのが14時30分。

ならば。と本湖沖のティンバー郡に向かっている道中。

桟橋に上がっていくコチ氏の姿が見えたため、便乗して小休止。

/

寸止め出し惜しみボンバー

小休止後、びしょ濡れのレインを断腸の思いで着てRe:スタート。

ヘラ師の例会も終わり。

AM中責められなかった、1等地の岬周り、沖のティンバー、
縦スト、崩落後を責めますが・・・

完全ノーバイト。

苦し紛れにスローダウンすると、釣れはしますがやはりこのサイズ。

もう本当に全部やり切った・・・と思った矢先。

目に入ってきた戸面原ダムボートセンター対岸の崩落後。

もちろん一等地ではあるんですが、魚探レス故に
攻め切れないとの先入観で手を付けていなかった場所。

かつての記憶とシンカーを頼りに崩落帯のエッジを探し当て、
水深6m強のオダ群を水中提灯で攻めると、僅かな違和感があり即フッキング!!

あぁ・・・根掛かり・・・

と思った瞬間、猛ダッシュで潜られましたが、
何とか上がってきたバスをキャッチし絶叫!!

目の前が桟橋だった事もあり、計測・撮影して頂きました。


59cm、3500gちょいの戸面原モンスター。

またしても寸止め・・・

レコード更新とはなりませんでした(歴代2位らしい)
プロセス含めクオリティはレコードフィッシュ忘れられない1尾となりました。

完全プリスポーンの個体で、素晴らしい腹と体高でしたが、
体幅が若干痩せ気味で尻尾が短いのが少々残念。

写真撮り忘れましたが、タックルは以下。

≪タックルデータ≫
・ロッド:EG TEMUJIN“COBRA” TMJC-65M 改
・リール:DAIWA ZILLION SV TW 1000HL
・ライン:VARIVAS AbusoluteAAA 12lb.
・ルアー:NORIES ESCAPE TWIN
・リグ:LEADERLES DOWNSHOT

/

戸面原ダム

朝の魚も含めると出木杉釣果故、これにて早上がりとさせて頂きましたが、
やはり戸面原ダムは「関東最後の桃源郷」で間違いないと思います。

他の房総リザーバーと比較すると、魚は痩せ気味で金太郎飴状態が多いですが、
1発当てた時の長さが出やすいのも戸面原ダムの良さだと思います。

この日に同行していた仲間も、巻きオンリーで20匹近い釣果が出ていたり。

アメモノのパワー系バズベイトで釣果が出ていたり・・・

それぞれ違うパターンと楽しみ方ができる戸面原ダムは最高って話でした。

/

おまけ

サムネ用のバス持ち写真も若干マンネリ気味で飽きてました。
何か考えねば・・・

最初は、意図的に統一感出していたんですけどね・・・

この口出し写真て、自分でやってみると意外と難しいんですよ。
是非お試しあれ!!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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