サイトフィッシング の修行をしに相模湖に行ってきました。
相模湖は昔はよく通った、魚が見易く「ある程度仕上がっている」絶妙な好フィールド!!
Data
場所:相模湖
日付:2022/6/24
天候:晴れ
風速:無風/そこそこの風
潮汐:若潮
水温:17.6℃~
今回は、相模湖では初めて日相園様にお世話になりました。
「準備が大変そう!」と言う理由で、今まで敬遠してきてしまいましたが便利機能満載で意外とそうでもなかったです。週末、混み入った時の勝手は分かりませんが・・・
本気モードの時のレンタルボートは、乗り慣れた YAMAHA製のローボート 1択です。
旋回時の回転角や操船の取り回し「適度な狭さ」が大事で、コレ以外だと竿を持ち帰るリズムとかちょっとした事でリズムが崩れます。
サイトが下手になった!!?
「得意な釣りはサイトフィッシング」と自称しながらも、最近「明らかにサイトが下手になった」と感じる私。理由は明白で「コロナ禍により釣行フィールドが狭まったこと」です。
私の住む山梨県内のフィールドは、自然が多そうで実は自然貧相な特殊フィールドばかり。
ワーム禁止のスーパー癖レイクこと河口湖と西湖。
広大なシャローが有りながらも魚影の少ない山中湖。
スーパークリア故にディープレンジでのサイトを強要される本栖湖。
陸っぱりが多すぎてシャローがほぼ無い精進湖。
春以外魚が見えない千代田湖。
どれも一般的なサイトフィッシングの世界とは程遠く、七色ダム遠征の2日目には特にその下手さを痛感し、以前なら確実に食わせられた魚が「アプローチの選択を誤ることで勝負が長引き、食わない魚になってしまう」事象が多発。
つまりは、その魚を見極める目を復活させ「最低限のキャスト数で仕留める」ことが今回の課題であり、要はリハビリです。
サイトフィッシング開始!
まずは鉄板のサイト場である秋山川方面に向かいます。
移動中秋山川合流点の岬にコイの群れが浮いており、その1段下にコイ?バス?クエ?と思わしきヤバい魚体を確認。しかし、この時点では鯉が先に逃げてしまったせいでその魚にはアプローチすらさせてもらえませんでしたが、気を取り直してサイト開始!!
見えたバスには全て手を付けていきます。
極力!少ないキャスト数で・・・お手軽に~尻軽に~軽率に~手っ取り早く~
サクッ!っと1本目・・・2本目、3本目。 流石は県外フィールド!良く釣れますね。
使用したルアーは魚の場所やつまませ所により色々使いましたが、ご当地物もココでは良く釣れます。千代田湖では全く!釣れませんけどね。
相模湖モンスター降臨!!
数本釣った所で折り返し再び秋山川合流点付近まで下ると、先程のコイの群れは居ませんでしたがレイダウンの下からバス?と思わしき三角の顔が出ているのを発見。
朝に見た“アイツ”かどうかは分かりませんでしたが、一旦やり過ごして再び探しに行くとうっすらだがその個体を発見!
一旦コーヒーを飲みながら観察し、距離を取って文字通りの全集中!!
勝負はほんの数投で決まり掛けた瞬間にアイツだと確信。
久しぶりにアドレナリンが爆発した瞬間でした。
普段魚のサイズにそこまで興味無いと言いつつも、目の前が日相園さんだったこともあり・・・周りのギャラリー??の方々の大騒ぎもあり計測して頂くことに。
62cm(口閉尾開)
4540g の 相模湖モンスター でした。
獲った瞬間は「ヤッヴァい!5kg行っても-た!」
(私の自己記録は河口湖の4970g)と思いましたが、意外と軽い半プリ個体でした。
自己レコードは更新ならずとも、相模湖のパーソナルレコードとはなった10lbオーバーのモンスターママに超感謝。
リハビリ再開(ダイジェスト)
いきなりクライマックス級の展開になってしまいましたが、今回の目的は修行なのサイトフィッシング再開!もう見せ場は終わったし・・・全部書いてると長編ブログになってしまうので、ダイジェスト的に~
秋山川の超セレクティブボイルフィッシュに~
相変わらず秋山川のオーバーハング下にはごっついのがいっぱい。
吉野ワンドの天才君に~
フライ食いのバスと育メンパパもいっぱい。
最上流のアフター君に~
回復系の個体もいっぱい。
半プリ~アーリーサマーのパターンまで、色んな状況の魚に釣り方をアジャストさせボコボコでした!!
サイトの天敵風到来
午後になり風が吹いてきてからは・・・
バスよりも自身のルアーが見難くなってしまい、距離を取ってのサイトが難しくなってしまったので。
スピナべサイトに~
ビッグベイト展開~。
最終的にバス持ちの自撮りが面倒に・・・
課題であったリハビリも、 サイトフィッシングの目がかなり復活 し色んなパターンやルアーで釣れて久々の相模湖を堪能することができました。
私から見た相模湖のバス
私は相模湖に初春に行きがちなので初夏(梅雨?)に訪れたのは数年ぶりでしたが、バスの釣り方やバスの性格は昨今の他のフィールドに比べると殆ど変わっていない印象でした。
私から見た相模湖バスの性格は「臆病で面倒臭がり屋」誰かに似てんな・・・
アプローチにおいては「とにかく驚かさないように」注意を払い、獲るのが面倒な餌は獲らないしデカい個体ほど楽をしたがる性格だと思います。
バスの個体によって釣り方様々なためサイトフィッシングの言語化は難しいのですが、相模湖でサイトフィッシングさせる方の参考になれば幸いです。
おまけ
Instagram にタックルデータを教えて欲しいとDMが有りましたので、ここに記載させて頂きます。
<タックルデータ>
ロッド:<JACKALL×SHIMANO>ポイズングロリアス267UL+
リール:< SHIMANO>16VanquishC2500SHG
ライン:<VARIVAS>INFINITY PE X8 0.3号 + <Seaguar>R18 FLUORO LTD. HARD BASS 4Lb.
ルアー:ノーシンカーワーム
フック:<engine>MⅡ Hook #8
計測協力:日相園様
おまけのおまけ
早朝、相模湖ICを下りた瞬間に車のバックミラー越しに
「釣りに1番必要なモノが乗っていない」ことに気付き、再び甲府まで往復。
朝一から出船したかったのに出船は7時となりました・・・
失ったモノ:高速代1往復分 ¥4,000・ガソリン代・朝一の貴重な2時間・ナイスな心意気
最後まで読んで頂きありがとうございました。