前記事にて前述させて頂きましたが、あまり気持ちの良い話ではないし、
かなりダークな内容も含むので、ご興味頂ける方のみお付き合い頂けたらと思います。
ん~。なんだろうなぁ~・・・。
ネットワーク上にも言質を残すと言うのは、こんなにもヒリヒリするのか・・・と。
つい、言ってはいけない闇を出してしまいそうで、言葉を選びながら悶々としていますが。
この記事は、バスフィッシングに本気で携わる1人のアングラーとして、
「こんな意見もあるんだ。こんな奴もいるんだ。」と、
バス釣りが好きなこれからの若者にもリアルな所を知ってほしい。
という想いでキーボードを叩いています。
保身では無く、本当に私の個人的な見解と意見ですので、ご留意のうえ閲覧ください。
理由
プロトーナメンターを引退して13年。
千代田野郎を引退宣言をして、はや1年半。
時代の流れもあり、今や主流になったライブスコープにリチウムバッテリー。
このたった1年半でも、千代田湖のバスも私も。大きく変わったなぁ・・・と感じます。
前記事にも表記した通り、
2023年も2024年も6月以降~私の記事の更新が激減しておりまして、
楽しみに閲覧頂きました皆様には大変申し訳なく思っています。
洗い浚いぶっちゃけた理由としては、
「2023年2024年共に春に出場したローカル大会に思う所があった。」
と言うのが記事を更新しなくなった主要因となります。
結果だけ見れば、そのローカル大会双方で私は共に優勝することができました。
ココだけを切り取ると「お前、優勝しておいて本当に何言ってやがんだ!」と
お叱りを受けるのが定石・常識、当たり前だとは思うのですが・・・
正直私には「優勝した事実に対しての賞賛よりヘイトの方が多く届いた。」と感じます。
その1つ1つヘイトに対しては「それも1つの意見」と
受け止めていると言うのが本音ですが。
2023年も2024年も6月以降~は、そんな根も葉もない言われをしてまで、広告化・収益化もしていないネットワーク上に苦労して見つけた勝ちパターンや渾身の釣果を情報として提供するメリットを全く感じなくなってしまった。
と言うのが、私の記事更新が途絶えた真意です。
そして、その真意をネットワーク上に残す勇気も無く・・・
まぁ・・・今となっては私自身のボキャブラリーとリテラシーが不足していたと自責の念にて重々承知しております。
バス釣りの大会で優勝すると言うこと
バス釣りの大会に本気で挑んだ事がある人なら分かって頂けるとは思いますが。
バス釣りの大会で狙って優勝すると言うのはプロ戦・ローカル大会問わず、本当に大変です。
いや。本当に大変。マジで大変。ホント超大変!!
私自身、どんな小規模のバス釣り大会であろうと、トーナメンター時代含め
サクッとイージーにラッキーに優勝できた大会は本当に1つもありません。
準備・プラクティス・準備・戦略・準備・プラクティス・準備・戦略・超準備。
多くの時間と資産を供物に対価とし、どの大会も、本当に生半可じゃない準備量と
ドラマ(ほぼトラブル)の中で必死で戦って何とか勝ち取った優勝だった。
と自負しております。
しかし、私的には。
その生半可ではない準備過程の対価を「苦労話」としてネットワーク上に記すのは些か気が引けしまい。また、私如きのボキャブラリーでは、トラブルや準備の大変さも好きでやっていることの楽しさとして伝える事も困難でした。
故に当サイト内の記事としては、トラブルではなくドラマとして、釣れた所感と勝ちパターンにエンタメ性を持たせた記事にすることに専念したつもりでした。
そのためなのか、関係ないのかは分かりませんが。
私の大会フットステップや釣るための情報は、一部の方々に記事としてはあまり良い受け取り方をして頂けず。
大会の記事掲載後「元プロが草野球に出て賞金稼ぎしやがって」的なことまで言われ、
誠意を持って出場したローカル大会でさえも、知人のショップを通し大会の出場拒否にまで発展してしまいました。
昔から付き合いのある。多くの諸先輩方々からは「気にするな。」と激励頂きましたが、
私の中では「気にするかどうか。」ではなく、「楽しく釣りができるか。」どうかが最重要だった故に、記事として読み物として、時間を取って閲覧して頂いた方に有益な情報として、(広告も収益化もあえてしていないネットワーク上に)晒すモチベーションに至れませんでした。
私の人間力、器が小さい等言われても致し方ありませんが、
記事を書くこともそれなりに大変でリスクもコストもあり、
ローカル大会とは言え手は抜かず真剣に向き合ってきたつもりです。
ブラックバスは釣り損?
ぶっちゃけ・・・
ブラックバスと言う魚は、釣ってもあまり良い事がありません。
ココだけ切り取って解釈されると相当な語弊がありますので、先に釈明させて頂きますと。
外来魚だから・・・とか、釣っても食べられない・・・とか、ではなく。
「釣れた釣果を公表する事」にデメリットが多い。と感じてしまう訳です。
私如きの界隈だけを切り取っても、ここ数年は本当に色々ありまして。
犯罪レベル?の心無い事件や、釣行中のストーキング。
前述もさせて頂いた、ローカル大会出場拒否があったことも正真正銘の事実。
しかし、これこそが現代バス釣り界の紛うことなきリアルで、
それらは発進頻度や発進形式ではなく、完全に発信した釣果と比例していると感じるのです。
トーナメンターにおいても。
ライブスコープ批判。マイクロベイト批判。リアクションサイト批判。
マナー批判ならまだしも。新釣法・新時代の開祖までもが叩かれ、
情報としてテクニックを公開したトッププロへの敬意を全く感じない冒涜行為
だと私は思います。
もちろん公表する事への有益なメリットも、言うまでも無くたくさんあると思います。
・SNSを通して仲良くさせて頂くようになった仲間。
・各フィールドの釣果や状況等の情報源。
・大会において自身が見つけられなかったパターンの情報。
・釣果情報としてのフィールド(船宿様)への貢献。
特にSNSやブログ記事を通した「情報収集」と言う観点においては、
私自身「情報も頂く対価として情報を提供させて頂く」と言う精神で発信させて頂いておりますし、メーカー様においては莫大なマーケティング市場かと思います。
何のためにブラックバスを釣るのか
ただ多くの釣り人が、ブラックバスを釣ったら
「SNSに写真を投稿するまでがバス釣り」となっているのも現代のリアル。
情報社会(SNS)のデメリットが、多大なるメリットを覆すような事にならないよう。
情報を受ける側は、
他アングラーの釣果を「釣果自慢」と受け取るのか「フィールド情報」として受け取るのか考えるべき。
情報を発信する側は、
「承認欲求を満たしたい」のか「情報提供としてのフィールドに貢献」とするのか、
何のために情報を発信するのか考えるべき。
と、改めて言及させて頂きたいと思います。
私は、元トーナメンターですが、メーカー様からのお話も今はお断りさせて頂いており、
極度な釣り好きを果てしなく拗らせた只の一般人です。
私は30年、本気でバス釣りをやっていても、まだまだ解らない事だらけなブラックバスをもっともっと知りたい。もっと記憶に焼き付くようなバス釣りがしたい。
・・・の一心でバス釣りをやっています。
それこそが私の釣りのモチベーションで、情報収集・情報発信する糧であり、理屈を考え、自作のルアーをテストし、バスが思い通りに答えてくれた瞬間に最高の喜びを感じている訳ですが。
この2年間は、あまりにも目に余るマナー違反?嫌がらせ行為?もあり・・・
SNSと向き合うモチベーションが、情報開示することへのデメリットが、
公開する事へのメリットを圧倒的に下回ってしまった。
と言うのが、私が当サイトから足が遠のいてしまった言い訳の全てです。
バス釣りとSNSの付き合い方を考える。
ムーチングで釣ったバスにビッグベイトを付け写真撮影している光景や、
ワーム禁止レイクでのワーム使用を以前より目にするようになったと個人的に感じています。
スポーニング期の魚の扱いや、コンクリートの上に置かれた魚体の写真を含め、
ブラックバスを釣る喜びより写真をSNSに載せる事にバス釣りの主軸がある人が多いと感じています。
これに関しては「大きなお世話」「個人の勝手」と思う人が多いんじゃないかと思います。
私自身、事実その通りだと思いますし
「釣れたルアーも場所も非公開。ただの釣果自慢。腕自慢。」
そんな投稿も大いに結構。SNSは個人の自由だと思います。
しかし、私が物申したいのは「投稿の仕方」ではなく
「載せても良い情報かどうかの精査の仕方を考えて欲しい」と言うことで。
「SNSに載せる事にバス釣りの主軸がある人」ほど、釣り禁止の場所での釣行。
住民トラブルを考えない深夜釣行。資源(魚体)保護の逸脱。が非常に多いと思います。
もちろん該当するのは特定の人物だけで、
私個人の偏見・見解も多大に入っているとは思いますが、
関東圏では「シークレットなバス釣りフィールド」なんて今や殆ど存在しなく、
釣り禁止や駐車禁止場所、道路からの釣行、外来魚として居てはいけない場所の魚の掲載等、
1人の釣り人として魚資源の扱い、
釣り人の前に人としてのマナーをもっと考えて欲しいと思います。
リリース禁止に関してはグレーラインやグラデーションがあるのも事実だと思いますし、
山梨県内は特殊で特にシビアだと思います。
※ご不明点あれば結構詳しい方だと自負しておりますので個人的に問合せください。
仮に「漁業権を有するフィールドにスモールマウスバスの存在を発信」したとなると、
漁協関係者の方々は、何年もの時間と莫大な資金かけ調査。結果を環境省へ報告をしなければなりません。
最悪の場合、漁業権の返上どころか釣り禁止の普通にあり得ると思います。
仮に「現状バス釣りが禁止の関東最大級のリザーバーで、街を上げてバス釣りを解禁しようとした矢先、
夜中に密釣していたアングラーが事故を起こした」となると、
バス釣りが永久的に禁止の廃フィールドになってしまうかもしれません。
「物申す」なんで偉そうな事を言いましたが、
私はブラックバスが大好きなので、「お願い」として
「日本でのブラックバスのあり方」を考えた投稿をして欲しいと思います。
About Us
私達は、閲覧頂きました皆様の有益になる情報・きっかけの提供をモットーに、
こういった尖った話も「一意見」として発信していけたらと思います。
否定的な意見もあるかもしれませんが、反論も含め
1人1人のアングラーが少しでもフィールド・魚資源を
考えるきっかけとなれれば幸いです。
千代田湖オカルト倶楽部